日本・京都2021年3月19日
コアロボ合同会社(本社:京都府、代表:エル・ハフィ・ロトフィ。以下「当社」)は、パナソニック株式会社と協働し、トマト収穫ロボット のロボットアーム向けに、モーションプランニング戦略を評価するシミュレーションツールを開発いたしました。 本共同開発では、空間的制約の大きい収穫環境において、多様なモーションプランニング手法を試験できるシミュレータの構築に注力いたしました。 本ツールは評価プロセスの大幅な効率化を目的に設計されており、実機を圃場へ投入することなく、パナソニック株式会社がロボットシステムの動作速度と作業効率を最適化することを可能にいたしました。
本シミュレータは、Docker、ROS、MoveItをはじめとするオープンソース技術のみを用いて構築しております。 これらのツールにより、パナソニック株式会社は、OMPL、CHOMP、STOMPなど多様なモーションプランニング・アルゴリズムを迅速にベンチマークすることが可能となりました。 プロジェクトの技術開発を主導したのは、当社副代表社員&設立者であり、MoveItのメンテナー も務めるフォン・ドリガルスキ・フェリクスです。
本共同開発は、複雑なロボティクスの課題解決において、オープンソース・ソフトウェアが持つ力を改めて示すものです。実社会応用におけるロボット・マニピュレーションの発展に向けたパナソニック株式会社の取り組みに貢献できたことを、大変誇りに思います。
本協働は、産業用ロボティクスのワークフローへオープンソース・エコシステムを統合する当社の知見を活かし、開発サイクルの短縮と、高コストな実機展開に先立つモーションプランニング戦略の検証を、パートナー企業とともに実現したものです。 当社は、この経験を今後の農業・マニピュレーション分野の取り組みへ継承し、さらに発展させてまいります。
関連リンク
- パナソニック ロボティクス(事例紹介): https://tech.panasonic.com/global/robot/case.html
- MoveIt(公式サイト): https://moveit.ros.org/about/
